[骨盤臓器脱ヒストリー 4] ペッサリーを入れる

お股ヒストリー

お股医学

ペッサリーは膣内に挿入するリング型の医療器具で出てきた臓器を人工的に膣内に納めて不快な症状を軽減・緩和するというもの。
わかりやすくいうとリングがストッパーになって支えてくれるみたいな感じ。

ペッサリー療法には、
①医師による定期交換 (2-3ヶ月に一度通院)
②患者自身で出し入れをする自己着脱
の2種類がある。

<メリット>
・手術を希望しない方や手術までの間の一時的な治療として使用できる
・患者自身が着脱することで、膣炎やびらん、出血などの合併症リスクを抑えられる
・外出時のみ挿入するなど臨機応変に対応できる
<デメリット>
・適切なサイズを選択しないと十分な効果を発揮できない
・長期間挿入したままにすることで、腟壁内に強い炎症や感染を起こす可能性がある
・異物であるため、おりものが増えたり、ニオイが気になったりする人が多い
・ペッサリーの刺激により腟壁が傷ついて帯下や出血を認めることもある

ペッサリーは日本では保険適用。初回は医師が挿入するため4000円〜くらいだったと思います。

引用元:https://www.kyoto.saiseikai.or.jp/pickup/2023/03/post-43.html

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